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上田街中演劇祭2020参加作品 広田ゆうみ+二口大学『いかけしごむ』

開催日 2020年10月03日 (土) 19:00~

湿った風に吹き寄せれられるように出会ってしまった人々の、かなしくもおかしなものがたり。

京都を拠点に活動を続ける俳優・広田ゆうみと二口大学。2010年から取り組みの一つとして行っているのが、日本の不条理演劇の第一人者でもあり、今年3月惜しくもこの世を去った別役実作品の上演や文藝作品の朗読。今回は一幕劇の傑作と名高い「いかけしごむ」を犀の角で上演いたします。

夜の街はずれの公園で出会う男と女。男は、イカを原料とするゲシゴムを発明した結果、命を狙われていると訴えますが、女はそれに耳を貸すことはなく、、、。別役ワールドをご堪能くださいませ。

作:別役実
演出:広田ゆうみ
出演:広田ゆうみ 二口大学 荒井洋文

10月3日(土)19:00 開演
10月4日(日)14:00 開演
10月4日(日)17:00 開演
受付開始・開場は開演の30分前

一般 2,500円(当日共)
U-22(22歳以下)1,000円(当日共)
※U-22は精算時に22歳以下を証明するものをご提示ください。

チケットのご予約は以下のサイトから
https://ikakeshigomu2020.peatix.com/view

犀の角の駐車場はご利用いただけません。
近隣の駐車場をご利用ください。

「いかけしごむ」
「イカケシゴムを発明してブルガリヤ暗殺団に追われている」と語る男に、女が告げる《現実》とは。 湿った風に吹き寄せられるように出会ってしまった孤独な人々の、懸命な、それゆえに悲しく滑稽な 「闘い」を描く。
日本に於ける不条理演劇の第一人者である今年3月に逝去した別役実の戯曲。1989 年初演。

 

広田ゆうみ+二口大学
京都を拠点に演劇活動を続ける広田ゆうみと二口大学。
広田ゆうみは 2006 年までユニット〈小さなもうひとつの場所〉で 10 年に渡り多数の別役実戯曲を上演。多岐に渡る別役実作品を耽読し、特に童話作品については朗読も継続的に行っており、その取り組みから得た視点と、蓄積による確かな立脚点をもって出演・演出を担当。

 

二口大学は「顔を見ないと忘れる」(作・演出 鈴江俊郎)で第10回関西現代演劇俳優賞男優賞を受賞するなど、その実力を広く認められた俳優。別役実作品にもかねてより興味をもっており、広田の呼びかけに応えて継続的にその作品に取り組んでいる。

 

広田ゆうみと二口大学による別役実作品の上演は、
2010 年 7 月「いかけしごむ」
2011 年 1 月「眠っちゃいけない子守歌」
2011 年 6 月「もうひとりの飼主」
2012 年 2 月「クランボンは笑った」
2012 年 7 月「部屋」
2013 年 2 月「この道はいつか来た道」
2013 年 6 月「いかけしごむ」再演
2014 年 10 月「クランボンは笑った」再演
2015 年「もうひとりの飼主」再演
2016 年「いかけしごむ」京都芸術センター15 周年 KAC Showcase/Theater 参加
2019 年 10 月 「受付」KYOTO EXPERIMENT 2019 フリンジ作品

 

2017 年からは他地域へのツアーもスタート。

 

2017年「いかけしごむ」二都市公演(6月 三重・津あけぼの座、8月 愛媛・シアターねこ)
2018年「この道はいつか来た道」による三都市公演(3月 京都・人間座スタジオ、6月 三重・津あけぼの座、8月 愛媛・シアターねこ)
2019年「クランボンは笑った」による三都市公演(3月 京都・人間座スタジオ、6月 三重・ 津あけぼの座、8月 愛媛・シアターねこ)および「この道はいつか来た道」による二都市公演(5月 長野・ 犀の角、沖縄・アトリエ銘苅ベース)
2020年は「眠っちゃいけない子守歌」による三都市公演(6月 三重・津あけぼの座、8月 愛媛・シアターねこ、10月に延期 京都・人間座スタジオ)を開催。

 

【新型コロナウイルス感染症予防のため、以下の点にご注意ください。】

・37.5°以上の発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、間接・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐等の症状のある方、過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある方はご来場をお控えください。
・場内ではマスクを着用のうえ、手指消毒、社会的距離の確保にご協力ください。
・当日券を含むすべてのお客様の緊急連絡先をお伺いいたします。いただいた情報は必要に応じて保健所等の公的機関へ提供される可能性があります。

会場:犀の角
主催:広田二口企画

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    80min by the car from Okaya I.C.
  • 長野自動車道・松本ICより約70分
    70min by the car from Matsumoto I.C.

※ 駐車場について
ご宿泊のお客様は、犀の角裏にある専用駐車場をご利用ください。
イベントにご来場のお客様は、駐車可能台数に限りがあるため「海野町パーク」など、近隣の駐車場をご利用ください。