この一年、災害と民話をテーマに「災害を伝える」「災害の土地を巡り、感じる」「語りの魅力」「口承文学としての意味づけ」などを学びながら、様々な角度で民話の魅力を発信してきました。
今年度の締めくくりとして、世界的な舞台俳優であり、八ヶ岳で環境に寄り添った暮らしを実践されている美加理さんをお招きします。信州の災害に関連する民話を語っていただきます。リーディング公演の前には、今年の海野町民話研究会の活動に関する公演を予定しています。
公演後のワークショップでは、美加理さんのファシリテートならではの、柔らかな場を共有し合いながら創作に繋げます。参加者同士が理解を深め、様々な意味での災害の防止にもつなげていきたいと思います。

その１「民話のリーディング公演」

【出演】美加理　他（第一部→海野町民話研究会と有志）
【場所】犀の角
【時間】13：30開演（開場13：00）14：30終演予定
【料金】2000円（当日2500円）

【内容】
泉小太郎、他　信州の災害に関連する民話の「語り」の公演です。民話の世界をじっくりとお楽しみください。
※美加理さんの語りの前に、今年度の海野町民話研究会の活動に関わるパフォーマンスを予定しています 。詳細は決まり次第、アップします。

その２「民話をつくるためのワークショップ」

【講師】美加理　【場所】犀の角　３階スタジオ
【定員】12名
【時間】15:00開始（受付は15分前）17:00終了予定
【料金】2000円（当日2500円）
【持ち物】動きやすい服装、飲み物、上履き（床はフローリング）

【内容】
民話を創作するため、語る為の手がかりを探す体験型の講座です。
講師によるファシリテートの元、参加者同士が場を共有しながら民話のタネを探していきます。
例）テーマに沿って参加者が順番に語り、お互いの理解を深めながらその場で共有します。
身体表現にも挑戦します。時間が許せばテーマに沿った表現をグループに分けて創作、発表し、共有します（感染症対策の状況などによっては変更の可能性あり）

出演／講師

美加理（みかり）
東京⽣まれ。⾼校在学中に 故・寺⼭修司作・演出の「⻘ひげ公 の城」で舞台デビュー。 ⼩劇場で活躍した後、演出家・宮城聰ととも にク・ナウカシアターカンパニーの設⽴に参加。ク・ ナウカは、主要な登場⼈物を、語る俳優と動く俳優の2⼈で演じるというユニークなスタイルと、 俳優による⽣演奏、場を変容させる空間の使い⽅で独特の美学を確⽴し「サロメ」「王 ⼥メデイア」「天守物語」 「マハーバーラタ~ナラ王の冒険~」「オセロー」「トリスタンとイゾ ルデ」「アンティゴネ」など多くの作品で主演(ムーバー担当)。その極度に集中した演技と強い ⾝体表現は⾼い評価を集める。
2011年からは主に静岡県舞台芸術センター(SPAC)で活動。2017 年「アンティゴネ」ではフランスのアヴィニヨン演劇祭のオープニング演⽬のタイトルロー ルをつとめる。他分野のアーチストとの共演も多い。
・「マハーバーラタ ナラ王の冒険」で、第三回朝⽇舞台藝術賞受賞。
・「アンチゴネ」NY公演ー2019年 TIME誌が選ぶ全⽶年間パフォーミングアート部⾨第6位。
現在は演劇活動の傍ら、⼭梨県⼋ヶ岳にて、新しい時代の循環型コミュニティの暮らしを模索中。

【チケット】

①②各回入れ替え制　2,000円
（当日500円増、予約は前日まで）

■ご予約は以下のフォームからお申し込みください。
https://www.quartet-online.net/ticket/0226reading

【アーカイブ配信（予定）】
アーカイブ有料配信を予定。
詳細はfacebook にてお知らせします。

【問い合わせ】
0 8 0 – 6 4 4 1 – 1 3 9 1
yoyaku.unno@gmail.com

【感染症対策について】
※新型コロナウイルス感染予防のため、ご来場時に検温をさせていただき37.5 度以上の場合は入場をお断りさせていただきます。
場内ではマスクを着用のうえ、手指消毒、社会的距離の確保にご協力ください。

協力：大石壮太郎、河西皆子、小平陽子、林美貴、稲垣勇一、（株）未来社
主催： 海野町民話研究会
代表 安徳ゆうこ（ 姫凛子）
助成：令和4 年度長野県「地域発 元気づくり支援金」活用事業
後援：上田市教育委員会