第六感劇場・太郎山編 躑躅忌(つつじき)
この情報は既に終了した2021年の躑躅忌の情報です。
2022年の躑躅忌についてはこちら▶︎第六感劇場 太郎山及び虚空蔵山編『 躑躅忌』2022
2022年は5月7日(土)に開催されました。
わかりづらいリンクとなっており申し訳ございませんでした。
舞台は太郎山。あなたが今いる場所が客席。
コロナ禍で生まれた新たな形式「第六感劇場」により
悲運な物語の主人公の慰霊祭を執り行います。
太郎山にまつわる民話として名高い「つつじのむすめ」。むすめは恋人に太郎山の崖から突き落とされて命を落とします。おとこに殺された悲運なむすめの魂を弔うため、つつじの花が咲くこの季節に慰霊祭を行います。むすめに扮した俳優が、実際の虚空蔵山から太郎山を駆け登り、男の家で餅を振る舞います。
犀の角で待つもよし、山がよく見える場所でむすめを感じるもよし。むすめがどんな気持ちで山を駆けていったのか、おとこはどんな気持ちでおんなを待っていたのか。あなたの五感をあるいは、六感を研ぎ澄ませて感じてください。むすめのみならず境界線を越えてしまったすべての人に捧げる鎮魂の儀式。どうぞご参列ください。
「つつじのむすめ」 あらすじ
山口村に美しいむすめがいた。松代の若者と仲良くなり、太郎山などの山々を越えて毎晩娘が餅を持って男のもとを訪れるようになった。家を出る時両手に米を握りしめ、遠い山を越えてくると、餅になっているという女。二人はその餅を仲良く食べた。やがて、若者はむすめを怪しむようになり、ある晩ついに女を崖に突き落とす。その時ほとばしった血が、真っ赤なつつじとなって咲くようになった。
「第六感劇場」 とは
新型コロナウイルス感染拡大の影響により劇場に人が集まることが難しくなった中、犀の角で新たな演劇の在り方を模索しようとする試み。上演は劇場内ではなく、俳優の姿すら見えないほど遠く離れた場所で行なわれます。人間の五感を、あるいは第六感を研ぎ澄ましていけば、劇場に足を運ばずとも、俳優は観客を、観客は俳優を感じ取ることが出来るのではないか?そんな問いに馬鹿正直に向き合い観客との交信を試みます。日本庭園の「借景」を参考に、「劇場」の概念をどこまで拡大することができるのかへの挑戦でもあります。あらゆる身体感覚を開放して、同時刻に、あらゆる場所で、パフォーマンスをお楽しみください。
むすめ 寂光根隅的父
朗読 GOKU / ニシワキマユミ
演奏 小野秀 / 大沢夏海
花 塚田有一
ご参列の申し込みはこちら ▶︎ オンラインチケット
《 スペシャルグッズ 》
5月17日までにお申し込み頂いた全てのお客様に、本作をより楽しめるスペシャルグッズをご自宅にお届けします。
お申し込みの際に郵送先をお知らせください。(現地参列の方は当日ご来場の際にお渡しすることも可能です。)
《 参列ビューポイント 》
本作を楽しめる上田市内のビューポイントをご用意いたします。
慰霊祭の進行によっておすすめ時間が変わります。時間に合わせて、ポイントを周回するのもGood!ビューポイントの詳細やおすすめ時間はオンラインでまとめて紹介します!
《 お知らせ 》
* 天候やコロナ感染状況などの事情により祭事内容や会場を変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
* 映像配信は行いません。
* 遠方の方はご自宅に居ながら、想いを馳せる形のご参列も可能です。
イベント詳細
〈 日時 〉
5月22日(土)18時30分〜明け方
※18時に開場いたします
〈 現地会場 〉
犀の角および上田市内のビューポイント
〈 参加費 〉
現地参列(一般):2,500円
現地参列(U-22):1,500円
遠隔参列:1,500円
- - -
舞台監督:村上梓
照明:伊藤茶色
音響:永峯克将
舞台:寺下雅二
宣伝美術:大沢夏海
制作:荒井舞・伊藤茶色・加藤亜弓
撮影:安徳希仁
プロデュース・構成:荒井洋文
企画制作:シアター&アーツうえだ
協力:清水洋幸
主催:上田街中演劇祭実行委員会