アートプロジェクトひとひと2025-2027 企画 生物学✖️フィクション✖️クロストーク!? イベント 「オスとかメスとか人間とか」
生物学と舞台芸術という分野を横断し「性スペクトラム」について見つめ、様々な立場からクロストークを試みるイベント。第一部では「オスとは何で、メスとは何か?」の著者である生物学者の諸橋憲一郎氏をお招きし、生き物の多様な雌雄のあり方について学びます。第二部では、人間の性スペクトラムをテーマに戯曲作家・藤原佳奈が執筆した短い台本を読む時間を設け、三部では多分野で活動するリサーチャーを中心に、会場に集った方も交えたクロストークを行います。
【日時】
2025年7月5月(土)15:00〜17:30頃(14:30開場)
【会場】
犀の角
長野県上田市中央2-11-20
*お車でご来場の場合は、駐車可能台数に限りがあるため「海野町パーク」など、近隣の駐車場をご利用ください。
【参加費】
2000円 or 3000円 or 5000円
参加費は、ご関心やご都合に応じて選択ください。
どの料金を選んでも内容に違いはありません。いただいた参加費は、今後の活動費として大切に活用させていただきます。
【全体プログラム予定】
第一部 15:00〜16:00頃 「生物学から考える性スペクトラム」講義(講師:諸橋憲一郎)
第二部 16:15〜16:45頃 「人間の性スペクトラム」にまつわる台本を読んでみる(進行:藤原佳奈)
第三部 16:50〜17:30頃 クロストーク(生井達也、伴朱音、渡辺瑞穂)
交流会 17:30〜18:30頃 参加希望者のみ
このイベントは、「アートプロジェクトひとひと」が企画するイベントの一つです。「アートプロジェクトひとひと」では、人形遣い、舞台美術家、俳優、ダンサー、演出家などの舞台芸術従事者と、精神保健福祉士、生物学研究者、文化人類学研究者など、様々な分野の専門家がリサーチャーとして集い、地域で場をひらき言葉を交わしながら、これまで性差や文化によって形作られてきた人間の身体へのまなざしを分析し、再編を試み3年かけて上演へと向います。1年目となる2025年度は長野県を中心にリサーチャーの拠点である東京、愛知、京都、石川等でもリサーチをすすめ、2025年12月に上田市の民間劇場・犀の角で3日間の上演形式でリサーチ発表を予定しています。
【諸橋憲一郎 プロフィール】
1957年福岡県生まれ。九州大学大学院理学研究博士課程修了(理学博士)。九州大学大学院医学系研究助手、自然科学研究機構基礎生物学研究所教授、九州大学大学院医学研究院教授、2023年退職。九州大学名誉教授、自然科学研究機構基礎生物学研究所名誉教授。久留米大学医学部客員教授。文部科学省の支援による性関連の領域研究「性分化機構の解明」「性差構築の分子基盤」「性スペクトラム」に主要メンバーとして参加し、30年にわたり性研究を行ってきた。
【予約フォーム】
https://forms.gle/7yVVS3L3JqRHiqAA7
【アートプロジェクトひとひとリサーチャー】(7月5日時点)
秋山紅葉、伊藤茶色、岩安良祐、大沢夏海、大野創、加藤優里、金久美、坂口彩夏、月影瞳、長井望美、長坂奈保美、中村友美、生井達也、朴建雄、伴朱音、平野鈴、藤原佳奈、渡辺瑞穂、山田珠美
[記録] やぎかなこ
【支援】
信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)
【主催・お問合せ】
松のにわ hitohito.artproject@gmail.com