ロミオとジュリエットは上演可能なのか?「演劇に興味がある演劇人以外のアーティストのための基礎戯曲講座@上田-1 シェイクスピア」
ロミオとジュリエットは上演可能なのか?「演劇に興味がある演劇人以外のアーティストのための基礎戯曲講座@上田-1 シェイクスピア」
参加条件は、ロミオとジュリエットを読んでくることです。
第1回目にロミオとジュリエット(以下ロミジュリと約します)をもってきたのは、この戯曲、有名な割に、上演しようとすると難しいことが知られているからです。
例えば
・少年と少女のラヴストーリーである。映画や漫画ならともかく、この長編を演じきれる少年少女の俳優を揃えられるのか?
・無駄に台詞の長い脇役が多い。ロレンスの薬草の台詞とか、マキューシオのマブの女王とか。カットしてもストーリー的には困らなさそうだけど、名台詞すぎて、この役になった俳優は言いたいんじゃないかなーということを考えるとカットしにくい。
・仮死状態をちゃんと演じないといけない。
などなど。
戯曲は「実際やるとどうなるかな?」を考えながら読む文学です。記憶や想像と向き合う小説、言語と向き合う詩との違いは、現実を考えることだと思います。長い戯曲講座の第1回なので、まず、一緒に実現を検討してみましょう。
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「演劇に興味がある演劇人以外のアーティストのための基礎戯曲講座」
参加費 1500円
演劇にも歴史と基礎があります。ポストモダンな現代、そういうことを知らなくてもまったく問題ないでしょうが、知っておくと演劇作品製作のアイデアが得られることは間違いない。演劇バカの劇作家岸井大輔が考えた、独断と偏見による、これだけは読んでおきたい戯曲9本を、月に一本づつ、一年で読む基礎戯曲講座。
作品に演劇的要素をいれてみたい美術家や、パフォーマンスとか参加型作品を愛するお客さんが対象。一回から参加可能。
毎回、事前に課題となる戯曲を読んでいただきます。講義があって、それからみんなで話ます。
参加希望者が5人集まったら開講とします。日程をそのメンバーで調整しましょう。
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1・2 演劇史といえばシェークスピア ー「ロミオとジュリエット」
3 狂気といえばイプセン -「野鴨」
4 現代といえばブレヒト -「ガリレイの生涯」
5 古典といえばギリシア悲劇 -「エレクトラ」
6 日本でなら世阿弥 -「井筒」
7 影響力といえばベケット -「幸せな日々」
8 歌劇といえばモーツアルト、ではないんですが。 -「魔笛」
9 同世代ならサラケイン推しです -「4.48サイコシス」
10 演劇人が好きならチェーホフ -「かもめ」
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