アートひかり公演「ひかりごけ」
北海道の羅臼町を訪れた作家は、戦時中に起きた事件を知る。その事件とは、冬の知床沖で軍の徴用船が消息を絶ち、その後、船長だけが生還したというもの。船長は死んだ乗組員3人の肉を食べた疑いで、裁判にかけられる・・・
戦争末期に実際に起きた事件を元に描かれた創作で、前半部は紀行文、後半部は戯曲の構成をとっている小説「ひかりごけ」。この紀行文(小説部分)を俳優と各アーティストとのセッション形式で、戯曲部分を一人芝居で上演する試み。極限状況下での人間心理とは。人間の生とは、存在とは? 充満する大きな問いの海で、自由に考察の波に乗るひとときをお楽しみください。
作:武田泰淳
演出:仲田恭子
出演:杉山雅紀
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第一部「即興」
『ひかりごけ』の小説部分を、1対1のセッション形式で上演
出演
12/9 14時 杉山雅紀(朗読)、石坂杏子(身体表現)
12/9 19時 杉山雅紀(朗読)、大隅健司(音)
12/10 14時 杉山雅紀(朗読)、野原未知(美術コラボレーション)
※第1部は各回、出演者が異なります
第二部「一人芝居」
『ひかりごけ』の戯曲部分を一人芝居で上演
出演 杉山 雅紀
公演日時:
2023年
12/9(土)14時/19時
12/10(日)14時
*開場は開演の30分前
会場:犀の角
チケット
一般:2,500 円
U22:1,000 円(小学生以下無料)
予約
こちらの予約フォームよりご予約ください。
https://arthikari-hikarigoke.peatix.com
アートひかり
演出の仲田恭子と俳優の杉山雅紀を中心に、劇場のほか、地域の使われていない元茶工場、神社仏閣、史跡や飲食店などあらゆる場所で、ワークショップや公演活動を続けている。また地域における演劇文化の裾野を拡大と活性を志した演劇祭の企画・運営や、郷土史や文化に特化した作品創作・公演も行っている。2017 年 3月から18 年 12月まで長野県上田市の劇場/犀の角のレジデントアーティストとして活動後、19 年 1月より大阪・静岡・長野を中心に活動中。
照明:北尾利晴/舞台:村上梓/制作:伊藤茶色/プロデュース:荒井洋文/宣伝美術:大沢夏海
主催:一般社団法人シアター &アーツうえだ
〈お問い合わせ〉
一般社団法人シアター&アーツうえだ
☎︎ 0286-71-5221 月曜定休(7時30分〜10時・16時〜21時30分)
✉︎ info@sainotsuno.org