スペシャル・トーク・セッション『場/のき/表現をめぐる冒険』
上田街中演劇祭2021 主催公演
こんな世界を生き抜くために。
日雇い労働者や路上生活者が多いまち・西成区の通称釜ヶ崎で「ココルーム」を運営する上田假奈代さん。昨年より上田にて始まった新たな試み「のきした」のメンバーと共に、心ゆくまで言葉を交わします。これからの支援とは?アートのあり方とは?などなど、これからの私たちの生き方について一緒に考えてみませんか。
上田假奈代(詩人)
1969年吉野生まれ。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。京都で短大生活をおくりながら京大西部講堂に出入りし、今から思えばアーツマネジメントを学ぶ。22歳で一週間の「詩人たちの休日」(1992年)を初企画する。その後、闘う詩人を名乗り「下心プロジェクト」をたちあげ、ワークショップなどの企画、場作りを手がける。「トイレ連れ込み朗読」、詩のボクシング大阪大会優勝、全国大会惨敗朗読会などを経て、2001年「詩業家宣言」をして「ことばを人生の味方に」と活動する。
2003年大阪・新世界で大阪市の事業枠で、喫茶店のふりをした拠点アートNPO「ココルーム」をたちあげる。若い表現者たちと表現を仕事にしようという裏ミッションもあった。行政の枠組みをはずれ、2008年西成・釜ヶ崎に移転。2012年、まちを大学にみたてた「釜ヶ崎芸術大学」開講、ヨコハマトリエンナーレ2014参加。2016年「ゲストハウスとカフェと庭ココルーム」開設。2019年庭に井戸掘りに取り組み、「本間にブックカフェ」を構想設置する。2020年「閉経サミット」を企画。
大阪市立大学都市研究プラザ研究員。2014年度 文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞。NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表理事、大手前大学国際看護学部非常勤講師。堺アーツカウンシルPD。
詩写真集「うた」(WALL)、「こころのたねとして〜記憶と社会をつなぐアートプロジェクト」(ココルーム文庫)、「釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム」(フィルムアート社)、朗読CD「詠唱!日本国憲法」「あなたの上にも同じ空が」他。
▼出演
上田假奈代
もとしましょう
直井恵
武捨和貴
最越あると
伊藤茶色
荒井洋文 他
▼日時
11月21日(日) 13:00開演(開場12:30)
▼会場
犀の角
▼料金
500円
▼ご予約
以下の専用予約ページにてご予約可能です。(当日精算のみ)
https://www.quartet-online.net/ticket/ip8kpdy
▼お問い合わせ
犀の角
mail: info@sainotsuno.org
TEL:0268-71-5221
[主催] 上田街中演劇祭実行委員会
[企画制作] 一般社団法人シアター&アーツうえだ
[協力]のきした