2025年度ラインナップを発表します!(2025年6月〜2026年5月)
犀の角の新年度が6月から始まりました。
今年も県内をはじめ日本各地からジャンルや世代が異なる多彩でユニークなアーティスト達が集まります。作品、アーティストとの出会いをどうぞお楽しみに!
主催事業
広田ゆうみ+二口大学 別役実作品
公演期間:2024年10月17日(金)〜18日(土)
秋は別役実の不条理劇を。
犀の角で「この道はいつか来た道」「いかけしごむ」「受付」「部屋」「舞え舞えかたつむり」「クランボンは笑った」を上演してきた 広田ゆうみ+二口大学を、今年も京都からお招きいたします。
犀の夜+オープンマイク
公演時期:年間2回
ただひとりでステージに立ち、表現する者を「犀」と呼ぶ。
その犀を集め、それを鑑賞する夜が「犀の夜」。
ライブの後にはオープンマイク。客席にいた者が、今度はステージに上がる。
じっくりと、観たり、観られたり、ただ観たり。そんなイベントが「犀の夜」です。
新春!犀の寄席2026
公演時期:2026年1月上旬
9回目を迎える「犀の寄席」。
お馴染みの俳優さんや、地元の若手たちが集まり海野町商店街のお正月を盛り上げます!
商店街連携企画として福引や、カフェスペースではお正月らしいドリンクやおつまみが楽しめます。
タイアップ公演
「三島由紀夫 招魂の賦」製作委員会(東京都)
独り芝居「三島由紀夫 招魂の賦」
上演日:6月13日(金)~6月15日(日)
三島由紀夫の半生を、剣道、空手、ボディビルを次々と駆使し、肉体と精神を鍛へ進化してゆくその姿を、リアルに再現いたします。
令和4年より各地で上演、続々と各界から賛辞を頂戴してゐます。
また、作家・猪瀬直樹氏からは「おもしろい!是非観劇をおすすめしたい」と推薦の辞を戴きました。
三島由紀夫を愛好する方から、三島由紀夫を全く知らない方まで、また、思想的にも右から左まで、多くの観客の方に楽しんで戴いてゐます。
加藤綾子(東京都)
公演日:2025年8月9日(土)〜 10日(日)
わたしも鬼、あなたも鬼。お面を纏って鬼になる、ちょっとフシギなヴァイオリン・リサイタル。
「百鬼夜行」をテーマに集められた作品のほか、長野県出身の作曲家・松本真結子さんによる、信州の「鬼」を題材にした新作も演奏予定! 真夏の上田、みんないっしょに鬼になろう。
奥野衆英(パリ(フランス))
公演日:2025年8月29日(金)〜 31日(日)
パリを拠点に活動する奥野衆英の最新作『Blanc de Blanc(白の中の白)』。フランス最大のアヴィニヨン演劇祭で、公式部門と並び「観るべき一作」と評された話題作は、仕立屋とピアニストが無言の身体表現で紡ぐ物語。「劇場を出ると、不思議と社会に立ち向かえる気がしてくる」とも評された、マルセル・マルソーの系譜に連なる表現者が、犀の角に帰ってきます。
ハイドロブラスト(東京都)
『ケアと演技』
公演日:2025年9月26日(金)〜 27日(土)
パーキンソン病を患っていた実父の生活に10余年寄り添った在宅介護チームの「ケアの技術」に感銘を受けたアーティストの竹中香子は、父の死と「ケア」に改めて向き合うため、埼玉県東松山市の高齢者福祉施設にアーティストが一定期間滞在するプロジェクト「クロスプレイ東松山」に参加する。そこで利用者と介護者と共に過ごす時間の中で、自身が長年取り組む「演技」と「ケア」の重なりを見出していく。
誰かをケアするとき/演じるとき、自分と異なる相手とどのように関わり、想像することができるのか?
アルプス乙女ユニオンズ・表現集団Esperanza(松本市・上田市)
『Memoriaの結晶』
公演日:2025年11月1日(土)〜 2日(日)
アルプス乙女ユニオンズ×表現集団Esperanzaによるコラボ公演が実現!
『人の記憶』をテーマに人生観、人の心に迫る意欲作です。
暮らす地域も世代も違う参加者が自身の記憶から境遇や立場を見つめ、この公演に向かいあっています。
あなたにとって『記憶』とは何ですか?今、思い浮かべた『思い出』って自分だけのモノですか?
もし、リスクも制限もなく自由に記憶を消せるとしたら、あなたは消しますか?
松のにわ(松本市)
アートプロジェクト ひとひと
公演日:2025年12月5日(金)〜 7日(日)
舞台芸従事者と、精神保健福祉士、生物学研究者、文化人類学研究者など、様々な分野の人々が集い、地域で場をひらき言葉を交わしながら、性差や文化によって形作られてきた人間の身体へのまなざしを分析し、再編を試み上演へと向かう3年間のアートプロジェクト。2025年度は長野県を中心に参加メンバーの拠点の東京、愛知、京都、石川でもリサーチをすすめ、12月に犀の角で3日間の上演形式でリサーチ発表を予定。
演劇ユニットFOX WORKS ✕ イチニノ(静岡県・茨城県)
『467,424,000秒と348,883,200秒の Λ(ラムダ)』
公演日:2026年2月21日(土)〜22日(日)(予定)
浜松 を拠点とする何でもありの演劇ユニットFOX WORKSと、茨城発全国行で公演行う劇団イチニノが犀の角で合流する異色コラボ公演。
遠く離れた三つの地で紡がれてきた歴史が、犀の角で交差する。
それぞれの町に眠る“物語のかけら”が響き合い、新たな舞台を生み出す瞬間、我々は何を見つけるのか?今、劇場はひとつの交差点となる。
荷車ケンシロウ(神奈川県・京都府)
公演日:2026年3月28日(土)〜29日(日)(予定)
劇団不労社という劇団で俳優として活動しています。荷車ケンシロウと申します。
劇団活動の傍ら、これまで名古屋・金沢・大阪・札幌など各地で一人芝居や野外劇の企画・創作に取り組んできました。
今回、新作を引っ提げて一人芝居、初の長野公演を行います。
今年は「流浪」をキーワードに、演劇・演技を使って、考え遊ぶ場にしたいと思います。
ほしぷろ(福島県・東京都)
公演日:2026年4月25日(土)〜26日(日)
演劇を中心とした表現活動を展開している、ほしぷろと申します。
ほしぷろは、宮澤賢治の「貝の火」を原案とした「目」(仮)という作品を上演いたします。私たちは普段、目を通して何が見えているのか。何を見逃しているのか。今見えている事柄は、どこまでが真実なのか、疑うところから始めていきます。作品を通してともに考える時間が出来上がっていくことを願っています。
waqu:iraz(神奈川県・東京都)
公演日:2026年5月30日(土)〜31日(日)(予定)
waqu:iraz(わくいらず)の特色の一つ、【ディバイジング】の手法で創作した作品です。台本がないところから立ち上げ、上演のたびに再創作を行い、その度に作品が変化していきます。2025年5月から新潟・札幌と旅し、上田でも上演できることがとても楽しみです。マクベスの魔女など3にまつわるモチーフをベースとした、移動し続ける3人の女たちの物語。ダンスあり、ラップありの演劇、ぜひ観にいらしてください!
※全ての公演に関して予定が変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください。詳細は犀の角公式サイトでの発表をお待ちください。