シンポジウム 「のきした首脳会議〜場/のき/表現/アートとその担い手をめぐる冒険」
芸術文化・医療・福祉などの分野において、次世代を中心的に担う35歳以下の世代を対象にして行う短期研修プログラム「表現/社会/わたしをめぐる冒険」の最終日に開催する公開シンポジウムです。
上田地域で活動が広がる、助け合いと新しい繋がりをつくる試み「のきした」の事例を紹介しながら、人が集まる場の必要性や既存の枠組みに縛られない在り方に向けた言語化を試みます。
受講生、メンター、地域の人たち同士が対話することで、それぞれの本質を問い直しながら、それぞれの場で育む地域を発展させていく種を探ります。
このシンポジウムは研修参加者だけでなく、どんな方でも参加できます。
ぜひご参加ください!
登壇:
元島生(NPO法人場作りネット副代表)
直井恵(うえだ子どもシネマクラブ・草の根文化芸術コーディネーター)
原悟(NPO上田映劇・一般社団法人こども映画教室理事)
武捨和貴(NPO法人リベルテ代表理事)
野村政之(信州アーツカウンシル・ゼネラルコーディネーター)
羊屋白玉(アーティスト、ソーシャルワーカー)
荒井洋文(犀の角代表)
開催日:9月10日(日)
時間:13:30開演(開場30分前)
会場:犀の角(上田市中央2丁目11-20)
※駐車場はありません。「海野町パーク」など近隣の駐車場をご利用ください。
参加費:1,500円
ご予約はこちら⇨https://training-program.peatix.com
[主催]一般社団法人シアター&アーツうえだ
[協力]のきした
[支援] 信州アーツカウンシル ( 一般財団法人長野県文化振興事業団 )
令和 5 年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
〈短期研修プログラム「表現/社会/わたしをめぐる冒険」について〉
研修では、独自の視点で作品創りやオルタナティブな場を生み出しているメンターたちと共に、コロナ後の世界を生きる新たな表現や価値観が創造され発信していくためのアイディアやその手段を見い出し、共に発明していこうとする場です。
<登壇者プロフィール>
羊屋白玉
人や物や街などの看取りや喪失、目に見えない境界など、演劇を通して生成している。「アジア女性舞台芸術会議(亜女会)」「北海道のアーティストの創作と労働環境を考える勉強会(HAUS)」メンバー。コロナ席巻の頃より、札幌市ホームレス相談支援の現場にてソーシャルワーカーとして取り組む。
元島生
NPO法人場作りネット副理事長。24時間365日空いている一軒家「コミュニティハウスひとのま」を仲間と共に開設。街を助かる場にするための活動「のきした」や雨風しのぐ宿「やどかりハウス」など社会的インフラ作りをコーディネートしたりされたりしている。
直井恵
2007年より上田に戻り、映画や音楽や祭り、文化で交流する市民企画を行う。また2017年からはNPO法人上田映劇の理事として、映画館の再起動に関わる。現在は学校に行きづらい子どもたちの新たな居場所と学びの場として映画館を活用する「うえだ子どもシネマクラブ」等に関わる。
原悟
2003年より「信州上田フィルムコミッション」で活動。2017年に退職し、有志と立ち上げた「NPO法人 上田映劇」にて、創業100年を超える劇場の再生に取り組みながら、「こども映画教室」(東京・渋谷)を通じてこどもたちと映画の出合いをお手伝いしている。
武捨和貴
NPOの名を「リベルテ」とうっかり名付けてしまったばっかりに、そこに集う人によって自由という矛盾を苗床にした多様なビオトープが形成され、自らも棲息する。NPO法人リベルテ代表理事。2021年から「路地の開き」という福祉施設と地域の境界線を曖昧にしていくプロジェクトを行っている。
野村政之
信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化振興事業団)ゼネラルコーディネーター。舞台芸術の企画制作・創作現場と、文化行政・地域の芸術文化支援に並行して携わる。一般社団法人全国小劇場ネットワーク代表、NPO法人舞台芸術制作者オープンネットワーク理事。
荒井洋文
(公財)静岡県舞台芸術センター制作部に所属後、上田市で文化事業団体 シアター&アーツうえだを発足。演劇を軸とした文化芸術活動のプロデュース等を行っている。2016年、空き店舗を活用して演劇等で使用できる劇場とゲストハウスを備えた民営文化施設「犀の角」を創設。
[スタッフ]
舞台監督:村上梓
照明:伊藤茶色
音響:合同会社犀の角
撮影:安徳希仁
プロデューサー:荒井洋文
[問い合わせ]
犀の角(上田市中央2丁目11-20)
TEL:0268-71-5221(7:30~10:00 / 16:00~21:30)月曜定休
Mail:info@sainotsuno.org